どーもぺいしーです。
バイクをいじっていてネジの頭がなめてしまったり(;’∀’)
ヤフオクで古い部品を格安で買った時などにボルトが折れて取れない所があったり(-_-;)
と、色々な困難にぶち当たることがあります。
そういった時に自分で対処して解決出来たらますますDIYが楽しくなると思います。
今日はそんな困難を解決するための内容となっていますので参考にしてみて下さい。
僕の悪い実例
ヤフオクでマフラーのジョイント部品を買いました。その内の一つのネジ頭が折れていて中にネジの胴体部分が残っている状態でした。胴のの頭は出ていない状態でした。そこで僕がやらかし悪い対処法です(-_-;)
ドリルでネジを削ろうとした
残っていたネジをドリルで削ろうとしました(;’∀’)しかもポンチを使わなかったので、ドリルがぶれて変な方向に穴が開いてしまい、ジョイント部品を1つダメにしました(-_-;)
こんなことにならないように以下の事に気を付けて作業することをオススメします( ´∀` )
ネジがなめてしまった時の対処法
バイクDIY初心者の方がレベルアップするために避けては通れないのが「なめたネジを外す」です。これができたら、趣味はDIYです。と胸を張って言えるのではないでしょうか。
もしネジをなめてしまっても決して慌てずに落ち着いて以下の方法を試してみて下さい( ´∀` )
慌てて自己流でやってもっと酷くしてしまったことが何度もあります(-_-;)
輪ゴムを噛ませる
潰れたネジ頭とドライバーの間に太めの輪ゴムを挟んで回すことで、摩擦度があがり力が伝わりやすくなります。押す力9割、回す力1割くらいでゆっくりと回します。
潤滑油を吹く
ネジが固くて回せない時はネジ山が固着している恐れがあります。そんな時は潤滑油を吹くことでネジが回りやすくなります。潤滑油は浸透するのに時間が掛かりますので、ネジを外そうと作業する前にあらかじめ吹いておくといいでしょう。
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ネジを叩く
貫通ドライバー(軸が柄の中からお尻まで突き抜けている)をネジに真っすぐ当ててドライバーのお尻をハンマーで叩きます。衝撃でネジ緩む時があります。
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プライヤーで回す
ロッキングプライヤーやラジオペンチでネジの頭を挟んで回して外す方法です。ネジの頭の外側をガッチリ挟み、回す方法です。ただしネジの周りにスペースがないと難しく、皿ネジや頭の低いネジは挟めません。
マイナスネジを掘る
ネジ穴が潰れてしまった場合、金鋸や金ヤスリで「マイナス」のネジ穴を掘る方法もあります。マイナスドライバーが引っかかるように直線の溝を作り直します。ただしネジが復活したわけではないので取り外したら新しいネジに交換しましょう。
ネジを加熱する
ネジを加熱することで外しやすくする方法です。ネジを加熱すると熱膨張が起こりネジが緩みます。緩みさえすれば外しやすくなります。
センターポンチで回す
センターポンチの先を良く尖らせておき、ネジの回転方向に叩いて緩める方法です。ハンマーで少しずつ叩くようにします。
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専用の工具
上で紹介した方法でもダメなら最後の手段としてなめたネジや回らないネジを外す専用の工具があります。いざという時の為に1つ持っていると心強いかもしれませんね( ´∀` )
ネジザウルス
ネジ頭が引っ込んだネジ以外はほぼ大丈夫です。ネジ頭を掴んで回して外す道具です。従来のプライヤーより円形のネジも強力に掴めます。さらにこのネジザウルスは縦にしても掴んで回せるという優れものです。プライヤーと違い縦横に刻みがあり、縦に円形を包み込めるように、くぼみがあり角に丸まりがなく、エッジが効いて滑らない構造になっています。
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なめたネジを電動ドリルで更にひどくしてしまいました(;’∀’)
こんなになってもネジザウルスがあれば安心ですよ( ´∀` )
正直信じてませんでしたが、使ってみてびっくりです。簡単に外せました( ´∀` )
ありがとうネジザウルス( ´∀` )そして、これからもよろしく( ´∀` )
ネジとりインパクト
頭をハンマーで叩くと、その力が回転に代わるインパクトドライバーの応用の工具になります。
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使い方の紹介
- 最初に潰れたネジ頭にハンマーで付属の刃で溝を付ける(2~3回強めに叩いて溝を作る)
- ネジとりインパクトに差し込んでお尻を叩く。ガツンと叩く力が回転力になるので大概のネジは緩みます。(回転方向のセットを必ず確認します。逆にすると大変なことになります( ´∀` ))
折れたボルトの外し方
次はボルトの頭をねじ切った時の対処法です。頭をねじ切ったといっても2通りの場合があります。
- ねじ切ったボルトの軸の頭が少しでも出て折れた場合
- ねじ切ったボルトの軸の頭が引っ込んで折れた場合
ねじ切ったボルトの軸の頭少しでも出ている場合の対処法
ねじ切ったボルトの軸がペンチで掴めるなら、強引に掴んで回します。専用工具ペンチ(ネジザウルスがオススメです。)
ペンチで掴むほど出ていない時の対処法
残った軸にマイナスの溝を入れてマイナスドライバーで回せるように溝を作ります。タガネや金鋸などで回せる溝を作ります。さらに回りやすくする為に潤滑油をネジの隙間に吹き付けて浸透させておくのもアリです。
ネジ頭が飛んだボルトはもはや締め付けが無いので溝を作りコツコツと叩いてる内にそれだけで緩んで回ることがあります。
ねじ切ったボルトの軸の頭が引っ込んでいる場合の対処法
このようなときはエキストラクターという専用工具をつかいます。
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エキストラクターとは逆ネジになったドリルネジです。使い方は折れたボルトの中央にドリルで下穴を開けてからエキストラクターを左周りにねじ込んでいくと刺さりながら入っていきます。先が入ったら左回りに回せば折れ込んだボルトも一緒に回されて抜けるという便利な工具です。
使い方
- 折れたボルトの中心にドリルで穴を開ける。センターポンチを打ってくぼみを付けてからドリルで穴を開けるとズレにくい。ドリルは新品か切れ味の良い刃を使う。超鋼ドリルのような堅い素材向けのドリルを選ぶ。
- 開けて穴にエキストラクターを左回しにねじ込んでいく。折れやすい工具なので慎重にゆっくりと着実にねじ込んでいく。
- 左に回していると、残ったボルトの軸も左に回り抜けてくる。事前に潤滑油を十分吹きかけて浸透させておく。ポンチなどで振動を与えておくのもアリ。
以上の方法をやるうえで重要なこと
以上のように沢山の方法がありますが、対象のものが固定で来てないと、どんなに便利な道具でもその力を発揮できない時があります。
バイクや車に付いてる部品なら問題ないのですが、パーツについたネジやボルトの場合、力がかけ辛いため、しっかり固定して作業することをオススメします。
万力などでしっかりと固定することで便利な道具たちもその性能をいかんなく発揮してくれる事でしょう。
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まとめ
バイクDIYをやってる人なら一度はぶち当たる壁だと思います( ´∀` )
大体焦ってさらに悪化させてしまい、最終的にバイク屋さんに駆け込むことになります(笑)
ただ、こういう知識があれば落ち着いて対処できるのではと思います。
トラブルも含めて楽しんでDIYできれば一番だと思います( ´∀` )
何かの参考なれば幸いです。
では、また。
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