どーもぺいしーです。
ステムベアリング交換とフロントフォークOHが完了しました( ´∀` )
ついでなので、フロントブレーキのブレーキフルードの交換をしたいと思います( ´∀` )
この車両を購入して変えて以来なので、もう3年は経っていると思うのでやっていきたいと思います。
フロントブレーキフルードの交換
ブレーキフルードとは?
ブレーキフルードとはディスクブレーキ内のピストンを押し出す作動油の事です。
ブレーキレバーを握るとブレーキキャリパー内のピストンが押し出され、ブレーキパッドがブレーキローターに押し付けられて、減速して止まることが出来ます。
ブレーキシステムは、ブレーキキャリパー・ブレーキローター・ブレーキパッド・配管(ブレーキライン)で構成されていて、ブレーキオイルは制動力を伝える重要なオイルです。
このブレーキオイルを交換せずに乗っていると、ブレーキがフカフカした感触になったり、効きが弱くなったりして大変危険です。なのでエンジンオイルと同様に定期的な交換が必要です。
3年経ったブレーキフルード
こんな感じで大分黄ばんできて濁っています。量も減ってますね(;’∀’)
※ブレーキオイルは塗装面を侵すので、マスターシリンダーキャップを外す際は、タオルなどで周りを養生してください。
では、交換していきたいと思います。ただこの時に注意するのが、ブレーキのエア噛みです。
ブレーキのエア噛みとは?
ブレーキを機能させるための制動力を伝達するブレーキフルードに気泡が混ざってしまう症状です。
ブレーキフルードに気泡が混ざってしまいますとブレーキを握っても、ブレーキパッドへの制動力の伝達の時間にロスが生まれてしまいます。まー簡単に言うとブレーキの効きが悪くなり、大変危険だという事です。
エア噛みの症状としては、レバーを握った時に「ふわっと」軽く感じたり、レバーを奥まで握っても固くならない等の症状があります。
必要な物
- 新しいブレーキフルード
- ビニールチューブ(耐油性の物が良い)
- ペットボトル(古くなったブレーキフルードを入れる)
- ウエス(タオルでもなんでも養生できれば良い)
- スパナ(ブリーダーボルトに合ったサイズの物)
交換の手順
マスターシリンダーシリンダーキャップを外して周りを養生します
ブリーダープラグにスパナを噛ませます。CB750fourの場合は10mmです。
ビニールチューブをブリーダープラグにセットしてチューブの先をペットボトルに入れます。
まずは、古いブレーキフルードを排出します。
ブレーキレバーを握ったまま、スパナのブリーダーボルトを一瞬緩めます。
「きゅっ」(緩める)、「きゅっ」(締める)といった感じです。
緩める時間が長すぎると空気が逆流して入ってしまうので気を付けましょう。
締めたらブレーキレバーを離す。ブレーキレバーを「1」.「2」と握り「3」で握ったままで、スパナを先ほどのように緩める、締める→レバーを離すを繰り返します。
そうすると古いフルードが出てきます。この時にマスターシリンダーの中が空になる前に新しいフルードを継ぎ足していきます。(空になると空気が入ってしまうので気を付けましょう)
- ブレーキレバーを「1」.「2」.「3」で握ったままにする。
- スパナでブリーダーボルトを「きゅっ」、「きゅっ」と緩めて、締める。
- ブレーキレバーを離す。
3まで行ったら1に戻って繰り返す。マスタシリンダーの中が空にならないように様子を見ながら継ぎ足していく。
これを繰り返していくとペットボトルに綺麗なフルードが出てきます。そうしましたら交換完了です。
最後にマスターシリンダーのUPPERレベルまでフルードをいれてキャップを締めて終了です。
まとめ
初めて作業される方には、複雑に感じるかもしれませんが、やることは決まったことの繰り返しの作業なので、落ち着いてやれば問題ないと思います。
フルードが綺麗になると気持ちいいものですよ( ´∀` )
ブレーキの効きも良くなった気がします( ´∀` )
フロント周りの作業は完了しました~( ´∀` )
では、また。
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