どーもぺいしーです。
CB750fourの車検に向けての整備でタイヤの交換が終わりました。
今日は実際に走ってみての乗り心地と
新品のタイヤは「皮むき」というのをしなくてはいけそうです。
何?皮むきって(笑)・・・
ということで調べてみました。
で実際やってみました。
タイヤの皮むきとは?
新品のタイヤの表面にはワックスが塗ってあるそうです。
嘘でしょ(笑)
と言いたいところですが、本当らしいです。
実際タイヤ交換をお店にしてもらって、運転しての帰り道に転んでしまう人もいるそうです。
可哀想すぎますよね(-_-;))
では、なぜそんな危険なものがタイヤに塗られているのかというと・・・
タイヤの製造工程としてタイヤ表面の模様が彫ってある型に、まだ固まっていない半ナマのタイヤを入れ内側から膨らまして型に押し付ける事で製造しています。その時にタイヤが型に張り付かないようにシリコン系ワックスが塗られています。タイヤ運送中や保管中の保護も兼ねているので安易に取れないそうです。
このような理由で新品のタイヤの表面には超滑りやすいワックスが塗られているのです(;’∀’)
「皮むき」とはこの超滑りやすいモノを一皮むいて取り去ることを言います。
皮むきの方法は?
ベテランライダーなら長年の経験からタイヤのグリップ状態を感じ取りつつ乗ることが出来ます。
スリップダウンしないように注意しながら徐々にタイヤ負荷を上げていく・・・
ただそれをバイク初心者にいきなりやれと言っても難しいと思います。
一瞬の判断ミスが即転倒に繋がるので・・・
ではどうしたら転倒リスクを最小限にして「皮むき」を終えることができるの?
始めは直立走行から
まず転倒しない為にはバイクを倒さないことです。
タイヤの真ん中から「皮むき」をしていきます。もちろん道路を走っていればカーブに差し掛かりますが、しっかりと減速してバイクを倒さずに曲がります。
曲がっている最中にブレーキを掛けたり、加速したりは避けましょう。
これで数kmも走ればタイヤセンター付近の「皮むき」は終了です。
次は徐々に倒します
タイヤセンターの「皮むき」を終える事でタイヤ自体もしなやかになりました。こうなれば最も転倒しやすい期間は過ぎましたので徐々にバイクを倒していきます。
タイヤの感触を感じながらタイヤの丸い断面形状を意識するように走ります。徐々に左右に転がるタイヤ形状の範囲を増やしていく感じです。ただ、コーナリング中のブレーキや加速はまだ禁物です。
「皮むき」の最終段階です
タイヤ断面の丸さを意識して走ったとしても、タイヤ表面の接地跡はまだ半分程だと思います。
最後はタイヤ断面形状の感触を意識したまま、コーナリング中に段々ブレーキや加速を入れていきます。タイヤに荷重を掛けて慣らしていきます。簡単に言うと、徐々に普段通りの乗り方に戻していけばOKです。
ライダーが新しいタイヤに慣れて運転が楽しくなればOKです( ´∀` )
早ければ30km、慎重にやるなら100km程度走れば「皮むき」完了です。
「皮むき」実際やってみました
実際に乗ってみた感じではそこまで滑るという感覚は僕は感じませんでした。逆にタイヤの抵抗が強くてスピードが出づらく感じました。
カーブは確かに曲がりずらくて結構膨らんで曲がってしまう時がありました。
余りバイクを倒さずに走って徐々にタイヤが馴染んできたら、タイヤが地面をしっかり掴んでいる感じがしてきて、カーブでも安定してきました。
まだ20kmくらい走っただけなので、また後日最終段階まで行ければと思います。
最後の方はかなり快適に走れたので、続きが楽しみです( ´∀` )
タイヤレビュー
フロントはダンロップのTT100GP 100/90-19M 57H WTです。
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リアはDUROのHF302B 5.10-16T/T 4PR (ビンテージレトロタイヤ)です。
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まだ「皮むき」途中なんですが、路面のグリップ力が力強く感じられます。カーブの際も安定感がありカーブの運転が楽しいです。路面の凸凹にハンドルを取られることも無くなったので、とても運転しやすくなりました。見た目も旧車に合っていてとても満足しました。
まとめ
新品のタイヤに浮かれて無茶な運転をして転ぶ前に「皮むき」のことを知れて良かったです( ´∀` )
- 始めはバイクを倒さずに真ん中の「皮むき」でタイヤを馴染ませる
- 次はタイヤの丸い断面形状を意識して徐々に倒す(カーブで加速やブレーキはしない)
- 最後にタイヤに荷重を掛けて徐々に普段通りの乗り方にしていく
これから暖かくなってくるのでバイクに乗る回数も増えてくるので楽しみです。
皆様も新品のタイヤは嬉しいですが、はじめは気を付けて怪我の無いようにバイクライフを楽しみましょう( ´∀` )
この辺は桜はまだでした( ´∀` )
では、また。
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